電子機器に欠かせない電子部品

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テレビやスマートフォン等を総称して電子機器と言いますが、テレビやスマートフォンの内部には色々な電子部品が使われており、その大半がプリント配線板に実装が行われ、半田付け処理されています。



今や、電子部品は電子機器には欠かせない存在になっており、性能や機能をつかさどっているのは電子部品の良し悪しと言っても過言ではありません。



開発を行う側は、回路を設計、そしてプリント基板に部品を実装するためのアートワーク設計を行い、その設計に基づいて実装するためにプリント基板が製造される事になります。
プリント基板は、銅箔面に電流を流すためのアートワークが付けられているもので、これをプリントパターンと言います。

プリントパターンを作り出すためには、エッチング液を使い、不要な銅箔部分を溶かして行く必要があります。因みに、プリントパターンを作る時には、印刷を利用して行う方法で行われているのが特徴で、パターンをプリント基板の銅箔面に施し、パターン以外の余分な銅箔をエッチング液で溶かすと言う手法で製造が行われています。


但し、試作品を製作する場合には、写真の感光紙と同じようなプリント基板を利用する事が多くあります。



この場合は、プリントパターンを製作した後に、透明の用紙に印字を行い、プリント基板の上に貼り付けて光を照射、その後に現像液、停止液、定着液と言った順番に液剤に付ける事で写真を製作する時と同じ要領で基板を作る事が出来ます。



この状態のままでは銅箔面はプリント基板全体を覆っているため、感光処理が行われた部分を残すためのエッチング処理を施す事で回路を作り出すパターンが完成します。次に行う事は、電子部品の足を挿入するための穴開け加工で、これが完了する事で電子部品を実装する事が出来るプリント基板が完成する事になるのです。電子機器の量産の場合には、これらの作業が自動化されているため、大量生産が可能になると言う事です。

尚、電子部品は大きく分けた場合、リードタイプとチップタイプの2種類に分ける事が出来ます。



リードタイプは電子部品の電極となる足が在るタイプで、チップタイプは部品そのものに電極が在ると言った違いがあります。



リードタイプはプリント基板のホールに挿入を行い、反対側で半田付けを行う電子部品です。



一方、チップタイプの部品は電極が本体に付いているため、半田面に部品を配置した後に、電極を半田付けする事で回路の中で利用する事が出来るようになります。



小さな工場などの場合、リードタイプの部品は人が挿入を行い、半田層で半田付けを行う事が多いのですが、チップタイプの場合は部品自体が小さいので、チップマウントを行う専用の設備を利用して実装から半田付け処理を行うなど、完全な自動化を図って製造が行われています。

尚、チップ部品が登場した事で、より多くの電子部品をプリント基板に実装する事が出来るようになったため、電子機器はサイズを変えずにより多機能な製品を製造する事が出来るようになっています。

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